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リヤドロのミニ知識

リヤドロの特徴

リヤドロの製品は、芸術性が高く優美で凛としたフォルムと人物や動植物、花弁などにみられる繊細でふくよかな表現、さらに群を抜く磁器の透明感が特徴で、そのクオリティーの高さは世界中の磁器コレクターに支持されています。
 エルミタージュ美術館やベルギー王立歴史美術館にも所蔵品がある一方、日本では銀座の直営店や全国の百貨店などで広く取り扱っており、磁器の雛人形など日本向けの作品も人気です。
 創業時からのデザインスタイルを守る一方で時代の第一線で活躍するクリエーターともコラボレーションするなど、モダンで前衛的なデザインの作品やラグジュアリーなホームコレクションなどの展開もあり、創業60年で世界のトップブランドに成長したことに留まることなく、変化を恐れずに革新し続けるブランドです。

 リヤドロ社の始まりは1950年代初頭にスペイン、バレンシア地方のリヤドロ三兄弟によって設立された企業ですが、なぜここまで人々を魅了し、わずか60年でポーセリンアートのトップブランドに成長したのでしょうか?リヤドロを調べると様々な背景と、「Timeless values(普遍的価値)」と「優しさあふれる世界を創造する」というテーマのもとにやさしさに満ちた三兄弟の信念が見えてきました。

リヤドロ成り立ちと歴史

 意外にもリヤドロ家の父親は農家と言われています。リヤドロは名字でホアン、ホセ、ビセンテのリヤドロ三兄弟はそれぞれ14歳の時にバレンシア州の芸術工芸学校に入学し、ホアンとホセは絵画や陶芸を、ビセンテは彫刻を学びました。

1951年 三兄弟はスペイン・バレンシア州アルマセラの自宅の中庭に陶器用の旧式(イスラム式)窯を作り、ランプ用の花飾りを製作。この花飾りが人気を博し、1953年には磁器用の高熱窯を設置しフランス・セーヴル焼やドイツ・マイセン似の古典柄の花瓶や水差しを製造することに成功しました。

1955年 直営店を構え、1956年にはバレンシア地方産の白色カオリン磁土を使用した硬質磁器人形フィギュリンの製造を始めます。

1958年 アルマセラに隣接するタベルネス・ブランケスに工場と拠点を移し、現在のポーセリンシティーの土台を築き始めます。

1960年 リヤドロのロゴに「SPAIN」の文字を入れ海外進出を視野に発展していきます。

1962年 リヤドロ職業訓練学校(プロフェッショナル・トレーニングスクール)を開校し職人の育成にも力を入れます。

1968年 姉妹ブランドとして「NAO」が創設されました。大航海時代のキャラック船を由来とする「NAO」はリヤドロと比較するとシンプルなデザインで、若干低価格帯をベースとしていますが、製造はリヤドロと同じ工場・職人によって作られています。同年、身体障がい者の雇用も開始され、身体障がい者雇用のパイオニアとも称されています。


1969年 ポーセリンシティを竣工。従業員の福利とスポーツ施設を兼ね備えたファクトリーとオフィスビルの連合エリアを建設し、社会福祉の支援をリヤドロ三兄弟は実現していくのです。このことは現代の大企業のお手本のような事業スタイルですが、当時としては大変革新的で、当時の社会に与えた影響は大きかったことでしょう。同年、リヤドロのアートシーンの中で大きな転機となった作品「悲しきピエロ」を発表。その優美なラインとロマンティックな存在感は世界中にファンを増やしリヤドロ・スタイルとして知名度を上げました。

1971年 「壷」を制作、発表します。絵付師が存分に技量を発揮することのできるシリーズで、東洋を思わせる作品も多く、絵付師の技術の高さとセンスに感嘆いたします。

1973年 アメリカ合衆国のウェイル・セラミックス&グラス(Weil ceramics & Glass)の50%の株式を取得し、事業の世界進出と拡大を実現していきます。

1974年 底面の土台にブルーのロゴ刻印を導入。ディテールに凝った作品集エリート(現・ハイポーセリン)コレクションを発表。

1976年 ハイポーセリンコレクション初のグレス作品「カードプレーヤー」を発表。

1983年 花びらの一枚一枚から手づくりされるリヤドロの象徴的となる「花」で贅沢に飾られた作品「公園通りの花屋さん」発表します。この作品によって、売上記録が更新されたそうです。この作品はあまりの人物描写の温かさや柔らかさ、細部に至る花弁のふくよかな表現に、見る人を虜にしてしまう逸品中の逸品です。

1984年 創業者三兄弟の子ども達、ロサ、マリア・デル・カルメン、ホアン・ビセンテが経営に加わります。 ポーセリン・シティに「彫刻家のアトリエ・ピラミッド」を建設。

1985年 リヤドロソサエティを設立。

1986年 三井物産とリヤドロが合弁会社を立ち上げ物産リヤドロ株式会社(現・リヤドロジャパン株式会社)を設立します。同年に香港に中国エリアを統括するDisvasa Pacific LTD設立。

1988年 リヤドロUK、Ordal Australia、リヤドロUSAを設立。ニューヨーク・マンハッタン57丁目にリヤドロ・ミュージアムがオープン。

1991年 サンクトぺテルブルクのエルミタージュ美術館でリヤドロ展開催。「コーチ」「本を読むキホーテ」が常設展示作品に加えられます。同年Singapur Disvasa(Singapore)PTE.LTDを設立。

1993年 フェリペ皇太子賞国際化部門を受賞。


1996年 マドリードにリヤドロブティック開店。


1997年 フェリペ皇太子賞競争力部門を受賞。
ビバリーヒルズにリヤドロブティック開店。ホアン・ビセンテ・リヤドロ、ラファエル・タマリット、キ・スー・パークら建築家による合作だそうです。

1999年 ポーセリンと金や宝石を組み合わせたレジェンド・コレクションが誕生。
ラスベガスのホテル、ザ・ベネチアンにリヤドロブティック開店。

2000年 リヤドロが中国での模造品製造に対する裁判に勝訴し リヤドロの模造品の製造工場は製造中止に加え鋳型の没収という判決が下されました。
リヤドロ・イタリア設立。また、オーストラリアのシドニーにリヤドロブティック開店。

2001年 リヤドロ・ソサエティにかわり、リヤドロプリビレッジを発足。

2002年 フェリペ皇太子賞リーディング・ブランド経営部門を受賞。 東京・銀座にリヤドロブティックが開店。

2003年 創業者のリヤドロ三兄弟が第二世代に経営を譲ります。各兄弟の子ら2人ずつ取締役会就任し、新しくダビッド、アンへレス、マリア・ホセが経営に参加します。

2005年 リヤドロとスーパーグリフ社が、新しいリヤドロバス・コレクション開発のために業務提携します。スーパーグリフ社は1967年創業のスペインの水栓金具メーカーで、アントニオミロなどのファッションデザイナーなどとのコラボレーションを積極的に行い、ハイエンドマーケットを対象に販売しているメーカーです。

2006年 ジュエリー・ブランド「カレラ・イ・カレラ」の経営権を取得します。
世界的に活躍する、スペインマドリッド出身の若きアーティスト、ハイメ・アジョンがリヤドロのアートディレクターに就任し、ファーストコレクション<Re−Deco> を発表します。同年、物産リヤドロ株式会社はリヤドロジャパン株式会社に社名変更しました。

2007年 インテリアデザイン業界で世界的に有名なアーティスト、ボード・スペリンを迎え、新プロジェクト<Re−Cyclos Magical>コレクションが開始。(『エクウス』など)

2008年 クレア・ページとハリー・リチャードソンのデザインユニット・コミッティーがリヤドロ<Re−Cyclos>プロジェクトを開始。(『Evolution of love - 愛の変遷』など)

現在のリヤドロとクリエーター

・植物など有機物からイマジネーションを受けて誕生した<ナチュラファンタスティック-Naturofantastic> コレクションが開始。
・アートアドバイザー、ハイメ・アジョンが、リヤドロ<The fantasy - ザ ファンタジー>コレクションを発表。同コレクションの『森の番人』を翻案した作品がクリスティーズのオークションに出品され、話題になりました。
・世界の大都市を巡回し、好評を博してきたハイメ・アジョンの<ザ ファンタジー>コレクションを、伊勢丹百貨店との共同で『Jaime Japan - ハイメの愛する日本』展を開催。ハイメ・アジョン自身も来日しました。

 他にもリヤドロ公式サイト内で紹介されているデザイナーにポール・スミス氏やGLAMOROUS co.,ltd. 森田 恭通氏やデビルロボッツのキタイシンイチロウ氏のお写真も見ることができ、ヨーロッパに留まらず、アジア・日本のトップクリエーターを起用して、コンテンポラリーデザインを高度な技術を持った職人さんが手掛けるからこそ表現できる、そんなアートシーンを見ることができます。
 ちなみにハイメ・アジョンさんデザインのインテリアは個人的に大好きでハーマンミラーから販売されています。他にもバカラやスワロフスキー等名だたる世界的ハイブランドから作品を出していらっしゃいます。
 日本人アーティストの森田恭通さんのリヤドロ作品も大変素敵で、リヤドロの象徴ともいえる花々でスカルを覆った作品は一目見ただけで息をのむ圧巻の作品です。
 ボードー・スぺリンさんデザインのシャンデリア「ナイアガラ」は滝の水のように、白色ポーセリンの蝶が舞い光に照らされて幻想的なデザインです。クリエーターと作り手の職人さんの総合芸術と言っても過言ではありません。
 フィギュリンと言えばリアドロは勿論、ドイツのドレスデン、イタリアのカポディモンテも有名ですが、その中で伝統とモダンを両立しているのがリアドロではないでしょうか。スペインならではの芸術的センスを製品をもって垣間見ることができます。コンテンポラリーアートとデザインを製品として世の中に出す。正に、「Timeless values(普遍的価値)」を追求する姿勢が感じられます。

リヤドロのある街

 また創業の地、バレンシア州とアルマセラいう地域はサンタマリア大聖堂などゴシック建築が並ぶ中心街から徒歩でも1時間ほどのところにあり、古典芸術が生活の一部となって存在している環境です。バレンシアの陶器の歴史は古く中世イスラム系の陶工が宗教戦争を逃れバレンシアまで逃れ陶器やタイルを作ってヨーロッパへ輸出し、バレンシアはヨーロッパ最大級の陶器産業地域でした。イスラム系の技術・デザインだけでなくオランダの「デルフト」やイタリア・フィレンツェの「マヨルカ」も、バレンシアで製造されていたことなど、様々な技術を育んでいた地域でした。正に芸術・美術と工芸とが生活の一部となっている地域でリヤドロ誕生につながるバックグラウンドが培われた土壌でした。
 現代のリヤドロの写実的で優雅かつ洗練されたフォルムと人間と動植物や自然の豊かな表情をみると、芸術と生活が一体化していて芸術は特別なものではない、そんなスペインの風土さえ感じることができます。製品にみられる、何気ない生活の中の一瞬を切り取ったデザインは、日々の生活こそが愛おしい存在であることを思い出させてくれます。
 ちなみに、リヤドロでは陶工とは呼ばずアーティストと呼ばれるそうです。そんなところからも職人への敬愛の念を感じます。
 スペイン・バレンシア地方に行く機会がありましたらポーセリンシティも覗いてみてください。他にも近くに世界遺産ラ・ロンハや現代建築の並ぶ芸術科学都市なども観光スポットも多くあります。
※工場見学は要事前予約だそうです。

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