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エインズレイのミニ知識

◆エインズレイの創業

初代ジョン・エインズレイは1775年にイギリスのストーク・オン・トレントのレイエンド(現在のロングトン)にエインズレイ窯を開きました。初代ジョン・エインズレイは石炭業を営む裕福な家庭に育ち、当時王侯貴族や富裕層の間で取引されていた陶磁器の魅力に惹かれ自ら研究し、エインズレイ窯を開いたと言われています。17世紀から、ストーク・オン・トレントは陶器産業の知名度が高くエインズレイの他、スポード、ウェッジウッド、ロイヤルドルトン、ミントンなどもこの地域から誕生しました。石炭の産出以外にも陶器製造に適した粘土質の土も産出され、世界的に陶磁器の生産地として有名になりました。1777年に完成したトレント&マーシー運河によりコーンウォールからのカオリナイトを町に運び入れるのと同時に、彩色陶器やボーンチャイナ等を運ぶなど陶磁器産業の母体となりました。ストーク・オン・トレントはイギリスの陶器産業の里として認知されポッタリーズ(The Potteries)という愛称がついています。

1776年 フリントストリートにも窯を開き、ジョン・エインズレイ所有地の一部を工場にしました。

1861年 ジョン・エインズレイU世は新工場建築。自ら工場の建築デザインを行ったと言われています。ファサードはイタリア様式とジョージ王朝様式を取入れた3階建ての壮麗な建築です。工房大変広く、大きな窓からの日差しは快適な製作環境となり職人たちにとっても効率的な空間に設計されてます。

1860-90 ジョン・エインズレイは人望を集め、彼の功績を讃え地域コミュニティーのメンバーからロングトン市長に任命されました。

1888 ロングトンのクイーンズパークに建てられた記念碑があり、スタッフォードシャー州では初の公営公園の開園に際して、サザーランド公爵とジョン・エインズレイの功績を讃え、記念碑が建てられたそうです。

1896年 ヴィクトリア女王(1837年-97年)の在位60年記念(ダイアモンドジュビリー)でエインズレイは女王の肖像画を描いた、ファインボーンチャイナのプレートとカップ&ソーサーを制作。また、同年9月23日の記念日付と共に、英国国旗と国王旗も描かれております。背面には「ヴィクトリア女王は、沈まぬ太陽様に、英国史上最長の統治者である」と、赤のハンドペイントが施されました。

1931年に製造されたチューリップデザインのカップ&ソーサーは当時流行していたアールデコデザインで、金彩と黒のシャープなデザインの中に女性らしいチューリップのシェープが印象的です。爽快な色合いと、華奢なフォルムのチューリップシェープはメリー女王(クイーンメリー)より注文を受け、「女王陛下に献上された品である」との刻印がされた製品もあり現在でも骨董品の中で高い値が付いています。

1947年 エリザベス王妃とフィリップ王子とのご成婚の際、英国陶磁器協会より正餐様食器一式が提案され、15パターンのデザインの中からエインズレイのウィンザーシリーズが王妃より選ばれました。このデザインは、「エリザベス」と改名され、上部中央に、アラビア文字で、「王室ナンバー ゼロ」が金彩で記されています。ローレルの葉で縁取られた金彩にはエシッド技法(酸で溶かし文様を入れる)により施されています。この金彩に文様を入れる技術はエインズレイが開発したと言われ、エインズレイの技術の高さをも表しています。

1974年にはローレンス・ウッドハウス氏が参画し、ポートランドの工場内にファインアートスタジオの設立に尽力しました。色毎に焼成する為4回以上の焼成を重ね、最後に金彩を施し、最終焼成を行うという最高品質の製品を作り上げました。

1981年のウェールズ大公チャールズ王太子とダイアナ元妃のご成婚の際にも、Empress Laurel(エンプレス ローレル)を特注され、現在でも人気のシリーズです。ブリティッシュグリーン(昔の自動車レースで使用されていたの英国ナショナルカラー)とゴールドが融合しシックで品格のある印象を放っています。「エンプレス ローレル」のデザインポイントはやはりエインズレイの象徴エシッド技法。英国工場では、一つ一つ手作りで作業が行われています。

1997年 手編みのバスケットシェープやパールの輝きを磁器で表現したシェルシェープなどで有名なアイルランドで最も歴史の深い窯のベリーク窯と提携し、エインズレイグループは、イングランド、北アイルランド、アイルランド共和国のゴルウェイクリスタル、ドネガル窯とのグループになりました。

2010年11月には、イギリス王室のウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの婚約が発表され、同日エインズレイでは、お二人の写真を載せたロイヤルコレクションシリーズを発表し、エインズレイの記念ロイヤルコレクションシリーズがニュースで放送され、日本でも話題となりました。皇室での式典、祝いごとなどのコレクションも制作しています。

エインズレイでは現在でも製作工程の多くを長年培った職人の最高の技術をもって手掛けています。 伝統と高い技術と守るエインズレイのスタイルはヴィクトリア女王より高い称賛を受け、王室のみならず貴族たちからの注文も殺到し、一時期生産が間に合わないほどの人気を博しました、話題となりました。故ダイアナ元妃の成婚時にもエインズレイの陶花が選ばれ、当時流行しました。
 また、エインズレイの特徴のひとつでもある色彩の発色の良さは色(釉薬)ごとに焼成温度を変え、何度も窯入れをくりかえすなど、手間を惜しまない繊細な手作業とクラフトマンシップによるものです。テーブルウェアはもちろんですが陶花の花の発色は、テーブルに置かれているだけで目に飛び込んでくるような鮮やかさで空間に彩をもたらしてくれます。
 四季折々の美しさを鮮明に表すエインズレイのテーブルウェアや陶器。不明なシリーズなどございましたらお気軽に当店にお問合せください。

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